「ぷらっと」の職員が、活動を通して見つけた〝あなたの街の元気シニア！〟を紹介します。

代表の伊澤さんは、県老連のモデル事業に応募し、桑の葉文化伝承を目的に、当初は桑地区を中心に活動しておられましたが、その後、地域のイベントに出展したり、その話を聞いた他地区の方から、出前講座の依頼を受け、地域交流を行う中で、活動の幅を徐々に広げてこられました。中でも、イベント出展時の桑の葉ブースは大盛況！桑の葉を使った〝たこ焼き〟は地域の方に大好評で、開始１時間もしないうちに完売となるなど、予想を超える反響となっています。

伊澤さんのお住まい地域では、昔から蚕をお子様と呼んで大切にしてきました。生活に大きく係わり、大きな役割を果たしてきた〝桑の葉の効果をより多くの人に広めることはできないか〟、〝桑の葉で地域の価値や魅力をさらに多くの人に発信できないか〟、さらには〝多くの「働きたい」と思われている高齢者の方の課題・問題解決につなげることはできないか〟、という〝三つの願い〟を込めて商品化にこぎつけておられます。

その行動は、地元の思桜会（小山市老人クラブ連合会）、元気フォーラム桑（NPO法人）をはじめ、地域の方からも大きな賛同をいただきながら、日々、桑の葉文化の伝承を目的に、桑の葉の認知度向上に努めていらっしゃいます。

訪れた「桑の葉」の加工所は、地域のみなさんがワクワク・楽しみながら〝未来に想いをつないでいく居場所〟でした。