1.活動内容
〝静和川の環境美化活動による流域連携〟に取り組んでいる栃木市岩舟町の「静寿会(小野正隆会長)」は、活動三回目となる12月9日(土)に、地域の懸案事項でもあった静和川にかかる倒木の撤去を行いました。
地権者の方はご高齢で水田耕作もお止めになっており「気になっていたのだけれど、どうしていいか…」というところに、今回、静寿会の声掛けで集っていただいた地域の方々(自治会、団体、地元企業のみなさま)のお力で、倒木の撤去を行うことができました。
当日は、周辺の下草狩り、川の清掃・美化活動も行いましたが、倒木は長さや太さを揃えて束ね、栃木市アダプトプログラム制度の支援を受けて、収集したゴミとともに回収をしていただきました。
2. 事務局の感想
「昔の地域社会では、顔の見える関係が自然に公共の心を育んでいた」ということを、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし、今は意識的に声を掛け合うきっかけをつくることが、地域には必要のように、この活動を通して感じています。
今は昔のような地域社会はなくなりつつありますが、誰かが気づいたことを、誰かに声を掛けることが、支え合いや助け合いのきっかけとなることがあります。
今回から地元企業の方にも参加いただきました。
ちょっとした言葉を意識的に掛け合うことで、活動を通し、次第に心が通い合う小さな輪が、地域や職場でたくさんできることを期待しています。